2012年9月18日火曜日

東日本大震災復興支援プロジェクト[パート10]-《ココナッツ・パラダイス倶楽部》

9月7日から9日にかけて、宮城県気仙沼市にある唐桑半島へ行ってきました。ここは去年の10月まで何度かお手伝いさせていただいた所です。
現地へ行く前は、ほぼ一年ぶりに訪れるこの地がどのように変わったのか、とても気になっていました。
去年、同じ場所で支援活動のお手伝いをさせていただいた時は、海中からガレキを引き上げる作業が中心でした。人力で引き上げができないものは、ガレキに小さなブイを付けてマーキングの作業を行ないました。その時は車や、金庫なども発見しました。
今回の支援活動は、後日に起重機船(大型のクレーンのついた船)による、水中ガレキの引き上げのための事前の確認作業でした。ガレキの撤去作業は行ないませんでした。
まずは、マークを付けたロープに沿って潜っていき、それが何であるか確認します。次に、その周辺を泳ぎ、他にガレキがないかどうかを調べました。海の中の透明度は2~3メートル。5人一組での捜索を行いました。中には、去年見つけたガレキもありました。
陸上はかなり整理されてきていますが、海の中はまだたくさんの物が沈んでいます。それでも今年の3月に、漁業再開のお知らせをいただきました。現在は、定置網やカキ養殖、ワカメ、コンブ養殖など行なっているそうです。
2日間のダイビングを予定していましたが、現地立会いの方のご都合が悪くなり、支援のためのダイビングは1日のみとなってしまいましたが、気を取り直して東松島へ足を伸ばし、お土産を買ったり食事をしたり観光をしてきました。
これからも私達にできることを少しずつでも、継続して行なっていければと思います。

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