2011年9月13日火曜日

宮城県石巻市でボランティア活動-《ダイバーショット》


私、愛媛県のPADIダイブリゾート《ダイバーショット》の赤尾哲が4月3日から11日まで、宮城県石巻市でボランティア活動をしてきました。
当時はまだ水、電気、食料、すべてがなく、移動手段も限られていたので仙台市まで佐川急便営業所止めで自転車を送り、現地で受け取って移動手段としました。営業所も震災の影響で混乱しており、自転車を受け取るのも一苦労で、半日かかる始末でした。自転車と一緒に、瓦礫撤去の際に役立ったチェンソー、チェンソーの燃料、水、最低限の食料も送りました。 
まず仙台でもボランティアを考えたのですが、市内在住者のみとのことでした。いろいろ情報を集めると石巻が被害ひどく、ボランティア募集しているとのことでしたので、一日かけて石巻まで移動。仙台から石巻まで移動中の多賀城、塩釜、松島の光景は凄まじいものがありました。
石巻到着後は一週間、瓦礫撤去作業。深夜に最大の余震があった翌日は作業中止となりましたが、他の日は石巻市民のお役に少しは立てれたのではと思っております。まだまだやらなければいけないことはたくさんあったのですが、水、食料、すべてのものが限られているので、一週間が限界でした。
石巻滞在中のエピソードなど、まだまだたくさんありますが、長くなるのでこのへんにしておきます。
そのほかの写真はこちら(ウェブアルバム)をご覧ください。
情報提供:《ダイバーショット》赤尾哲

2011年9月5日月曜日

被災地の子供たちを招待してスノーケリング教室を開催


8月23日(火)に《伊豆海洋公園ダイビングセンター》において、被災地である福島県から伊豆高原に避難してきている子供たちに夏休みの思い出づくりを、ということで、《NPO法人アンダーウォータースキルアップアカデミー》の声かけのもと、《伊豆海洋公園ダイビングセンター》、《LLP静岡潜水指導者組合》の協力により、伊豆高原のペンションに宿泊している4歳から10歳までの7名の子供とその家族を招待し、スノーケリング教室を開催しました。
PADIメンバー3名を含む5名のダイビングインストラクターが当日参加し、水遊びが初めての子供から水泳が得意な子供まで、レベルに応じて水遊び&スノーケリングを行ないました。当日はスノーケリング以外にも、プールでの宝探しゲーム、アジのつかみ取りなど、スタッフも子供たちもみんな一緒に楽しむことができました。終了時には子供たち一人一人が私達スタッフに自分の言葉でお礼を言ってくれたことがとても印象に残っています。参加したスタッフ達もこの言葉で元気をもらうことができました。
なお、今回のイベントに携わった《伊豆海洋公園ダイビングセンター》、《NPO法人アンダーウォータースキルアップアカデミー》、《LLP静岡潜水指導者組合》は、5月16~20日までの期間、《伊豆海洋公園ダイビングセンター》の呼びかけで行なった、宮城県気仙沼市唐桑での漁業復旧作業にも参加しています。
PADIメンバー3名をはじめとする参加者8名で、タンク60本など必要器材すべてをトラックで持ち込み、ボランティアとして漁船の引き上げ、養殖いかだを復旧させるために瓦礫といかだに絡まった水中のロープの切断などの水中作業を行なってきました。その後も現地へ赴き作業の手伝いを行なっているメンバーもいます。
このようなダイビングインストラクターならではの直接的な支援活動を私たちは今後も継続的に計画しています。上記活動に参加した《Keep Smiling !》の苅部(NPO法人アンダーウォータースキルアップアカデミー&LLP静岡潜水指導者組合所属)が、参加した他のメンバーを代表して今回報告させていただきました。